場所は谷町四丁目の山本能楽堂。
こちらの建物は国登録文化財にも指定されています。
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この日は20組の親子が招待され、「能楽を、わかりやすく楽しく伝える能の体験講座」を受講しました。
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山本章弘さんによる、能のレクチャーでは、
小学生にもわかりやすいよう、面白おかしく能の世界についてお話しして下さいました。
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山本さん「この会場を見て気づいたことを教えてください」の問いかけに、
「全部木でできている」
「建物の中に屋根がある」
「後ろに絵が書いてある」
と子どもたち。
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その答えに対して、ひとつひとつお話をしてくださいました。
例えば、舞台はヒノキでできていて「桧舞台」という言葉はここから来ているんですよ〜。
など。
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能面にもいろいろな種類があります。 |
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これは有名な「はんにゃ」
みんなのお母さんもこんなふうになる?
との問いかけに、みんなは「なる!なる!」(笑)
女の人は全員、このツノを持っているんだとか。
だから結婚するときに「角隠し」をするそうです。なるほど。 |
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そして、囃子のレクチャー
小鼓は「こづつみ(小包)」ではなく「こつづみです」
こづつみと読むと宅急便になります。
の話に小学生大爆笑。
ちなみに小鼓を演奏されているのは
女性能楽師の高橋奈王子さんです。
紅一点、とってもカッコイイです! |
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次は実際の着付けを舞台上で見せて頂きました。
着付けの度に衣装を針で縫うのにはビックリ! |
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着付けが完了。
ここから「羽衣」のクライマックスシーンが始まります。
(羽衣の様子は撮影NGだったので、写真はここまで)
私も初めて能を鑑賞しましたが、
やはりユネスコ無形文化遺産に登録されるだけあって、
素晴らしい!
見ていて鳥肌が立ちました。 |
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約2時間の講座が終了し、
あとは自由参加の楽屋見学と囃子体験。
写真は楽屋で大鼓の皮を乾燥させるための囲炉裏です。
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子どもたちは大鼓と太鼓の体験。
大鼓はとっても手が痛いそうです(^_^;) |
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